アノワの目指す店舗デザイン
アノワは創業以来、ファッション・アパレル店舗の「デザイン」と「店づくり」に一貫してこだわって来ました。
我々が目指す店舗デザインは、多くの人々が集い、商品を手に取り、新鮮な感動を体験する店舗空間です。
「魅力ある商品を、多くのお客様に手に取ってもらいたい」とお考えのメーカー様、小売り企業様に、店舗デザインをご提案しています。
もちろん、お店づくり(施工からメンテナンスも含めて)まで一貫してご提供しています。
お客様は、愛情をもって自社の商品を市場に送り出します。我々も同様に、一店舗、一店舗、お店のデザインと店づくりに、技術と智恵、そして心を込めて参りました。お客様のもとに伺い、お店に伺い、商品、ご要望、市場の動き、文化の進化、総てに対して感じる力を磨き続けています。
店舗デザインの流れ
Step1:よく聴き、よく観察し、よく感じる
まずお客様が何をお求めになっているのかを、理解させて下さい。
そのために、お話を聞かせて頂き、実際に商品や既存の店舗を観察・体験させて下さい。
お客様の立場と消費者の視点を感じ、理解して初めてデザインプランのスタート地点に立ちます。
Step2:お客様の「お店への思い」をビジュアル化します
お客様から得ることのできた情報を、私たちの知識、経験、市場の最新情報を生かしながら、目に見える形にしていきます。具体的にビジュアル化されたイメージを見て頂くことで、お客様の思いを現実のお店へ近づけて行きます。様々なご要望や疑問を遠慮なくぶつけて下さい。
Step3:ご予算も考慮にいれながら、具体的な設計へ
「最終的には幾らかかるの?」多くのお客様が当然気になる所です。初めてのお客様なら尚更です。私たちは、限られたご予算の中で、お客様にとって何がベストなのかを常に意識してデザインを行っています。
アノワのデザイナーは、コスト管理、施工管理まで、店舗デザインに関わる一連の業務の経験を積んだトータルな視点を持つ人材です。一方的な発想に偏ることなく、客観的な視点で具体的な図面へと進めて行きます。
Make
アノワのショップづくり
私たちは40年以上、ショップづくりに携わって来ました。そして一貫して、ものづくりの視点からのデザインを大切にしてきました。なぜなら「デザイン」と「ものづくり」は密に関わり合っているからです。良いショップは、デザイン(設計)がしっかりとものづくり(製作)の観点からも考慮されています。仕上りの美しさ、機能性、安全性は、ものづくりの知識と技術、経験と智慧によって大きく反映するのです。
お客様はお気づきにならないかもしれない。しかし、長くお客様に愛されるショップは、そのこだわりの積み重ねだと私たちは信じています。
ここにこだわります
こだわり1:美しさは、作り手の気持ちです
「一人でも多くのお客様が店舗に入って商品を手に取って欲しい。」オーナー様の思いです。そして、商品を良く見せる役割を担うのが、店舗や什器です。そのほとんどは特注であり、基本的には職人の手作りです。商品は勿論、ショップ、什器、家具、すべてがオーナー様の大切な資産です。「見た目も美しく、使用感も良いものを長く使って頂きたい。」職人と私たちの思いです。
こだわり2:一日でも早く
オーナー様は店舗で感じたこと、新しいこと、変えたいこと、売り場への思いをいつも抱えていらっしゃいます。そのご要望に弊社としてはすぐお応えしたい。店舗でお困りのことがあれば、その解決案を一日でも早く御提案して試して頂きたい。市場の変化は待ってくれません。
什器一台、部分改修、その場所その時のものづくりを、できる限りの短納期と正確さを目指しています。
こだわり3:見て、触って、納得したら送り出す
弊社は、ものづくりの専門部門(製作部)を持っています。デザイナーのチェックだけではなく、その道のプロのチェックを義務付けています。それはなぜでしょうか。「最後は仕上りが全て」を弊社は徹底しているからです。仕上げの美しさ、機能面、安全性、強度の確認など当たり前の事をしっかりやる。決して他社に任せきりにしない。製作部の社員達が、運搬車への積込みまで見届けます。新たに産まれた什器が、長く活躍することを願って送り出しています。
開発センター 外観
開発センター 内観
ものづくりの中枢を担う
New Idea
生かす
もったいないという気持ちを大切に
近年、お店の縮小や退店により、余った家具や什器を保管または処分して欲しいというご依頼が多く寄せられています。多くは手の掛かった立派なものです。そしてお客様の大切な資産です。従来のように、多店舗展開し、新店ごとに新しい什器を作っていた時代から、どうしたら店舗にお金を掛けず良いものができるかに価値観が移ってきています。
今までお店で活躍していた什器が、年月を経て弊社に戻って来る。そこには、傷や汚れ、一部機能が破損しているものもあり、店頭での使用状況が手に取るように分かります。「まだ使いたいけど、汚れがひどいし、ブランドのイメージもあるので廃棄するしかないか…」そう思われるのも仕方がありません。しかし、もう一つの選択肢として、什器を蘇らせることもお考えになってみてはいかがでしょうか?
「新たなブランドを立ち上げたいけど、予算が多くない。撤去した什器のイメージを変えて新たなお店に投入したい。」「新規で作るのはもったいない。機能を追加して、綺麗にして既存店の什器と入れ替えよう。」
是非、ご要望を実現して下さい。私たちアノワは、お客様一人一人、家具や什器一台一台に向き合い、更にご満足頂ける解決案を御提供できると考えております。
Re-Designのアイデア
アイデア1:補修や化粧直しで生き返らせましょう!
捨てるのはもったいない!まだまだ使えます
家具や什器は、主に木、金属、ガラス、プラスチックなど幾つかの材料が使われています。最も加工しやすいのは、木製のものです。補修や化粧直しが比較的簡単です。塗装の色を変えたり、化粧板やシートで素材のイメージを出すことも可能です。金属は加工に若干手間が掛かりますが、色を変えることや、仕様によっては木製のものを取り付けることができます。もしイメージがございましたら、お気軽にご相談下さい。
アイデア2:寸法や機能の変更もしてみませんか
さらに進化させた機能とデザインへ
新しく作るより安価でできる可能性が高いのが、Re-Design(リ・デザイン)の良い所です。更に改良前の什器は実際の店舗で実証済みです。その経験を踏まえ、さらに良い機能へ進化させてみるのも一案ではないでしょうか。例えば、「テーブルの天板サイズを大きくして商品ボリュームを見せたい。」「可動式にしたい。」「棚機能だけではなく、ハンガー機能も加えたい。」既存のものから、そんなこんなができる可能性がたくさんあります。
アイデア3:市販の什器・家具の改造、アレンジも!
ちょっと工夫すれば、オリジナルデザインへ
近年、多くの企業様の努力で、多種の家具、什器が低価格で皆様に提供されるようになってきました。デザイン、機能、価格と選択の幅も広がっています。特にお店への投資をできるだけ控えたいとお考えの方には、有り難い存在です。一方、「気になる家具が市販されているけど、ちょっと寸法が合わない。」「カラーバリエーションは他にないのか。」「強度が心配なので補強したい。」など、既製品だからあきらめていた部分を、アノワがサポート致します。
既製品を更に良くしたい。お店に使うのには、ちょっと物足りないなとお思いの方、お気軽にお問い合わせ下さい。
お問い合わせ窓口
電 話 : 048-271-9755
F A X : 048-271-9571
時 間 : 9:30 ~ 18:00
定休日 : 土曜/日曜/祝日
担 当 : 企画推進部 中村
k-nakamura@anowa.co.jp